4月から高校生に母性看護概論を教えている。その中で自分の母子手帳

を見ながら、妊娠中の記録や分娩時の様子。乳幼児期の成長、予防接種。

6歳までの記録があることなど実際に見て感じてもらいたくて授業をした。

母子手帳を持参してなくても、見本を見せて全員が母子手帳に触れるように

した。学生の反応としては「こんなにじっくり母子手帳を見たことがなかったので

自分がどうやって産まれてきたか、どんなワクチンを打ったことがあるか

知れてうれしかった」「自分がどれだけ大切にされているかを感じることができた」

「自分はいろいろな人がかかわって生まれることができたんだということを

改めて思いました。お金と時間をかけて生んでくれた親には感謝でいっぱいです」

という内容にこちらが感動させてもらった。私の意図することを学生はきちんと

理解してくれたことが何より嬉しかった。

母乳育児相談では、卒乳ケアも多くの方に関わったが、全員スムーズに卒乳後の

トラブルもなく過ごせている。乳腺炎の方もケアした。直接授乳時の痛みが生じて

頻回授乳ができにくいこともあるが、ラッチオンの状態や乳頭トラブルがないか

を確認しながらその方に合わせて指導させてもらっている。母乳分泌過多により

児の哺乳量よりも母乳分泌量の多い方には定期的に搾乳して乳腺炎を予防している。

「妊娠中より(乳房が)柔らかくなりました」と柔らかくなる乳房に感動の声をよく

聞かせて頂く。喜んでもらえて本当に嬉しい。

 ダイエットサポートでは、84歳の母がー2kg減からー3kg減になった。

継続中です。水分も2000ml飲めている。高齢者は喉の渇きを感じにい傾向にあるが

食事量、水分量、排便など毎日管理しているので、熱中症の予防にもなっている。

食事のバランスなども見ている。6月からサポートしている方はー2kg減。

食事のバランスも良くなっている。わたしもダイエットでー19kg継続中であるが

健康的になったことがなにより嬉しい。旅行で+3kg増加してもすぐに戻せる。

今からの人生で太ることは全く考える必要がなくなったように思う。母子手帳の

授業で気が付いたが第1子妊娠前の体重と現在が同じになっていたことに驚いた。

産後ケアで縁する方に本当に感謝している。仕事が楽しい。本当に楽しい。

仕事でこんなにも幸せを感じることができるのだと思う。ストレスがゼロ。

夏には、母性看護学実習にも引率を頼まれている。最近会う方に「先生、

生き生きしてるね」と良く言われる。私の持てる全ての力でお母さんや赤ちゃんに

お役に立てるように日々精進していきたい。

この黒板の絵は高校の先生の作品です。可愛いので写真を撮りました。