私が子育てをしていた時、現在のような男性が育児を手伝ってくれる
環境ではなく一人で授乳や育児、家事をこなしていました。
長男の時には母乳が不足していたのか夜間泣くことも多く
とても疲弊していたことを思い出します。でも、子育て仲間と会い
話しをしているとなぜかほっとし自分一人ではないんだと励まされた記憶があります。
そのような経験から、育児中のお母さんたちにほっとできる「子育てプラザ」を
H8年5月から8年間自宅を開放して取り組んで来ました。初回10人
2回目41人(母子含め)私が何か指導するのではなく、お母さん方で友達に
なってもらい、輪に入りにくい人を繋いだりしていました。あるお母さんが
保健師さんに「なぜ畠中さんの所に多く集まるのだろう」と聞かれたそうです。
同じような子育て支援を保健師さんもしていたようですが私の所に集まる方が多かった
ようです。「楽しいから」と答えたそうです。準夜勤あけの休みを利用し
のべ人数188人が参加して下さいました。お母さん同士が友人になりやすい
人数は10人前後だと思い調整したり、しんどいなやめたいなと思った時に「来月は
いつですか」とお母さんに聞かれるたびにもう少し頑張ろうと思い、
8年という歳月が流れました。 高知新聞の取材も受けました。
今年、7月から念願の「キャサリンコミュニティ」を助産院で開催。産後ケアや乳房ケア
でお世話した方対象に始めています。児の体重測定や育児での相談など沢山
受けています。少しでも育児の不安が消えて育児が楽しめたら何より嬉しいです。
育児はアートだと思います。お母さん方の赤ちゃんを思う気持ちが美しい芸術
のように私は感じています。今月は8月28日(水)13時から行います。お待ちしています。