先日、城山高校に出張授業を依頼され行ってきた。
昨年、私の授業を受けた学生さんが家庭看護技術検定を受験したそうだ。授業を受け
看護の分野で興味を持った生徒さんがいたと。今回の授業提案は先生からではなく
生徒さんからの希望と聞いて本当に嬉しかった。涙が出た。以前、ブログでもお話し
した、人として生まれる確率や、生まれることの奇跡などを話した。私が学生の時
自己肯定感が低く、自分の存在価値を見出せない自分がいたように思う。
学生さんには、生まれて存在するだけで尊い事だし素晴らしい事だと伝えたかった。
命の尊さを知ってもらいたいと思った。両親に大切に育ててもらっていることも伝えたかった。
命を感じてもらうために自分の心臓の音を聴診器で聞いてもらい、心臓や臓器はあなたを
見守り支えてくれていると話した。 赤ちゃんの人形を使い、洋服を着替えさせたり、
オムツ交換の方法も実際に演習してもらった。担当の先生から学生さんが生き生き授業を
聞いていたと聞き少しでも心に残るお手伝いができ嬉しく思った。